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野菜スープとお散歩

更新日:2021年11月15日



これからの時期、ようやくコロナが一段落したとは言っても、現実には未だにその渦中にあり、それどころか、やがて来るであろう第6波への懸念や、なぜかメディアが今からアピールしているインフルエンザの流行予測など、結局右を向いても左を向いても、またワクチンが始まるのだろうなという多少辟易とした思いを抱きつつも日々を過ごしている私たちにとって、新たなキーワードとなってくる言葉は「免疫力」であると私は思っている。


なぜなら私たちはワクチンによって人工免疫を獲得しなくとも、神さまが恵みのゆえに元々与えてくださっている自然免疫によって、コロナから十分守られるからである。


最近急に寒くなって来た。秋になったと思ったら、急に冬の寒さを感じるほどである。(この間まで半袖でも良かったのに。。。)これからの時期、気をつけなければいけないことは、寒さで風邪を引いたり、インフルエンザなどにかからないようにすることだろう。コロナもまた決して収束したわけではない。それは第6波という嵐の前の静けさなのかも知れない。


だからこそこの時期私たちが備えておきたい必要なことは、神さまから与えられている免疫システムを高めておくことなのだ


現在うちでは、ほぼ毎日「野菜スープ」を飲んでいる。


野菜スープ?それがどうしたの?と思われる方もいるだろう。


でもそれは、別名「命のスープ」とも呼ばれるもので、50年以上がん予防のために

研究を重ねて来た熊本大学名誉教授である前田浩氏によって提唱されている命を守るスープなのである。


野菜スープにはがん予防、動脈硬化予防、糖尿予防、またウイルス感染予防効果があり、人間の細胞や遺伝子を攻撃する活性酸素を抑え、消去する「ファイトケミカル」がたっぷり入ったスープなのである。つまり「人の免疫力を高める」スープなのである。


人の体には、そもそも病気を引き起こす原因となる活性酸素を消去するために、抗酸化物質を作る働きが備わっているのだが、それは年を取ったりストレスなどによって低下してゆく。すると活性酸素の働きが盛んになり、人の健康を害してゆくために、人が健康を維持するためには抗酸化力を高める必要がある。


そこで注目したいのが「野菜」である。野菜には抗酸化物質である「ファイトケミカル」が多分に入っており、それは植物自身が紫外線や外部の刺激から自らを守るために元々備わっている機能成分で、人の体内では作ることができないものなのである。


だから人はそれを食べることによって、体内に取り込むことができるわけである。


神さまが創世の時、私たち人間に食べ物として緑のものをお与えになったことの意味がここにもある。神さまは、人の生活を支えるため、また必要なものとして、緑のもの(植物/野菜/果物/豆類/穀物/菌類等)を私たちにお与えになったのである。


だから私たちはそれらのものを感謝して頂くべきであり、また活用すべきであろう。それらはみな神様から与えられている恵みであるからだ。


特にこのコロナ禍にある現代の私たちにとって、野菜スープは人本来の免疫細胞を活性化させ、ウイルスや細菌から私たちを守ってくれるのである。またそれは腸の中の善玉菌を増やし、コロナウイルスに感染することによって、体内に放出されるスパイクタンパクが人の細胞を攻撃することで引き起こされる免疫システムの暴走であるサイトカインストームの働きを抑える力がある。まさに命を守るスープなのである。


作り方はいたって簡単だ。まずは5種類から8種類の野菜を切る。なるべく新鮮で無農薬のものがいいらしい。それを油で炒め、鍋に水と一緒に入れて煮込む。ただそれだけ。味付けも野菜本来の味を活かすために、入れても最低量の味付けだけで、あまり入れない。その方が良いらしい。なぜならそれは日々続けるものなので、塩分の強いものは体に良くないからだ。納得である。


またスープにすることによって、生で食べる野菜よりも抗酸化力が100倍アップするらしい。詳しくは「野菜スープ」で検索すると良い。風邪やインフルエンザ、そしてコロナウイルスに負けない体づくりを内側から実践してゆこう!


また野菜スープの他にも、日本が他の先進諸国に対して、コロナ感染者数を始め死者数が少ないことの理由のひとつとして、緑茶を常飲していることが挙げられている。それは緑茶の成分にコロナウイルスの活性化を防ぐに抗ウイルス作用があるからだ。



他にも松葉茶なども良いとされている。松葉茶の中にはコロナウイルスに感染した際に起こる血栓症を食い止める作用があると言われている。私も朝必ず松葉茶を水筒に入れて飲んでいる。とても美味しいので、普通のお茶としても楽しめる。


また和食自体が良いらしい。西洋式の食事は、往々にして肉、乳製品、卵など、いわゆる動物食がメインであり、それらは主に腸内で腐敗し、消化のプロセスの中で酸毒を出し、血管に血栓を作ると言われている。だから動物食を好む人は、そうで無い人に比べ、大腸がん、糖尿病、心臓病などになりやすく、それに対して野菜や魚が中心の和食を好む人は、生命力と免疫力が数段高くなるそう。特に味噌や納豆などの発酵食品、また海藻類などが良いとのこと。

他にも役に立つのがサプリメントだ。現在コロナウイルスに効果があると言われているサプリメントがアマゾンで大盛況だ。ワクチンを受ける前、そして受けた後に心配で飲む人もいるほどである。やはりワクチン接種に対しても、多くの人が何かしらの不安を抱えているという事実は、こういう所からも見て取れる。


特にこれから挙げる3種類の栄養素が特に大事らしい。


まずはビタミンC。よく聞くと思うが、それは風邪予防や発症を防ぎ、免疫力を高めるものである。海外では実際のコロナ治療の中で、ビタミンCの点滴が行われている。またそれはレモン、オレンジ、ブロッコリー、じゃがいもなどにも含まれている。


そしてビタミンD。それは人間の免疫細胞であるマクロファージの栄養源として、その働きを高める働きがあると共に、人の免疫機能を調整する役割があり、体内に侵入して来たウイルスに対し起きる過剰な免疫反応を抑制し、最適な状態で対処するように働く。


またビタミンDは、鮭、いわし、かつお、卵黄などにも含まれる。またそれは日光浴などによっても得ることができるので、天気の良い日は、外に出て十分に太陽の日を浴びると良いと思う。


そして最後に亜鉛。亜鉛も人の免疫を司るリンパ球の一種であるT細胞を増やす効果があり、簡単に言えば亜鉛を接種することで免疫が上がるのである。食べ物では牡蠣やレバー、カシューナッツや油揚げなどの中にも含まれている。


これらビタミンB、ビタミンC、亜鉛などは食べ物でも接種できるが、サプリメントの方が効率良く摂取できるという意味においてここでも紹介した。


話は変わるが、うちではよくお散歩に出かける。うちにパグ犬が来てから、1日1回は家族でお散歩に行く。毎回40分ほど歩くだろうか。とにかく熱海は坂の多い街なので、結構な運動量になる。でも犬の散歩はとても楽しい。私たちはよく近くの庭園に行くのだが、日々変化する緑を見ることは、何よりも贅沢な時間である。また犬自身が大喜びであることがうれしい。だからこちらもうれしくなる。お互いにとって楽しい時間になる。


また散歩をすることで、晴の日には日光浴になり、また森林浴にもなり、そして運動にもなる。心身ともにリラックスしながら筋肉を動かすことで、私たちの体内にはマイオガインという物質が増えてゆき、コロナや病気に簡単には負けない体が作られてゆくとのこと。だから「おうち時間」が長い人ほど外で歩いた方が良い。


特に必要以上に太っている人は重篤化のリスクが高いので、体を動かすこと、筋肉を鍛えることは、これからのウイルスとの戦いにとって必須項目となるだろう。私自身も黄色信号なので、必須項目なのだ。


またしっかりと呼吸をし、よく笑い、感謝の心を持つことも大事なことらしい。

それは素晴らしい。アーメンである。


以前「憧憬のありか」の中で呼吸について少し書いたが、マスク生活が長いと、どうしても呼吸が浅くなる。その分人は病気になりやすくなるらしいので、きちんと息を吸い、そしてきちんと吐くこと。当たり前のことが当たり前に出来ない社会、そんな所から、私たちはすでに攻撃されているのだろう。

ちなみに右の写真は熱海市にある起雲閣という、今は観光場として一般開放されているが、元々は著名な文豪たちが愛した旅館があり、この写真はその庭である。その旅館のオーナーであった当時の主が、大の庭好きで、自分の好きなものを集めたのがこの庭らしい。特に写真中央の大岩は、梅園公園(何キロも離れている公園)から当時人力で運んできたとのこと。


面白いことに、このオーナー自らも大男に混じって一緒に楽しみながら岩を運んだという話。よほど気に入ったのだろう。


坂の多い熱海の道を男たちが何日もかけて押して引いて運んだ岩。その甲斐あって、その岩の存在が、この起雲閣の庭をとても重厚なものにしている。


その人の存在感となるもの、また重厚さも、このように日々の積み重ねの上に形成されてゆくものであるならば、こういった小さなことの積み重ねもまた大事なことなのだろう。


でも大事なことはあくまでも、この庭の主のごとく、楽しんでやることである。でなければ基本続かないし、仮にやり遂げたとしても今度は「どうだ見たか!」と言わんばかりに、その岩を見せ物にしまうだろう。ところがこの大岩は、そういった見栄などみじんもなく、周りの自然にスッと溶け込んで、自然と不思議な存在感を示している。それがいい。


無理なく楽しく自然にできること。人にできることは限られているから。でもそれが自らの免疫力を上げ、健康を守り、それが周りの人たちの健康をも守ることになるならば、そんなにいいことはない。続けてゆく意味がそこにある。


そして主に祈ること。私たちが自由と尊厳を持って平安に日々を過ごすことができるように、創造主なる神に祈るということ。それこそが恵みであり、また祝福であるだろう。











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